国内で最も高齢化が進んでいる北海道において、札幌市をはじめ15の地域に60を超える薬局を展開しています。各薬局では、地域の皆様の健康生活をサポートするとともに薬剤から介護までの総合的な相談窓口としての機能を発揮するため、地域性や環境に対応した適切なサービスの提供に日々努めています。
地域に根ざした「かかりつけ薬局」・「健康サポート薬局」として
超高齢社会の進展や介護保険制度の成熟といった中にあって、在宅医療・居宅療養の患者様が増えてきており、医師・薬剤師・看護師・介護事業者などとの多職種連携による在宅患者様へのサービス提供が求められています。
複数の医療機関・診療科を受診した場合でも、患者様が日頃から「かかりつけ薬局・薬剤師」を選ぶことによって、服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導が行われ、安心・安全な薬物療法を受けることが可能になります。
また、2016年から地域住民の皆様の主体的な健康生活を積極的に支援する薬局として「健康サポート薬局」が制度化されました。
現在、地域包括ケアシステムの本格運用に向けた施策が進められているなか、薬局・薬剤師に求められる役割も多岐にわたり、薬局事業を取巻く環境が大きく変化しています。私達は処方箋調剤のみならず、地域に根ざした「かかりつけ薬局」・「健康サポート薬局」をめざして、これからも地域の皆様や患者様のために様々な取り組みを進めていきます。